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家庭菜園

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【実践編】月毎の栽培ポイント


プランターづくりに最適なパセリ

 パセリは家庭用としては、一度に使う量は少ないですが、新鮮でキレイなものを、長時間にわたって収穫し続けたい野菜です。そのためには、身近なところでプランターや鉢植えで栽培するのが好都合です。
 冷涼な気候を好むので、盛夏には生育が衰えますが、強光を避ければ十分夏を越し、0℃以下になっても枯れることなく冬越しするので、春、とう立ちする時期を除けば、ほぼ周年的に収穫することができます。1人1~2株ずつつくっておけば、大半は自給できるといってよいでしょう。
 今から苗作りすると収穫が遅れすぎるので、園芸店で苗を求め、長型のプランターなら2株、直径20cm内外の鉢なら1株植えにします。菜の縮みが多い従来のパラマウント系の他に、近年人気が出てきた、葉の縮みのないイタリアンパセリを加えておけば用途はいっそう広がり、重宝します。
 あまり小さい中から多くの葉を収穫すると次の葉の増え方が遅れてしまうので、本葉が常に14~15枚以上残るくらいで収穫し続けるようにします。収穫は下の方の大きく育った葉から、柄ごと外し取るようにします。こうすると次々に若い葉が大きくなり、勢いよく育ち続けます。
 10~15日に1回ぐらいの割合で、2株当たり大さじ2分の1杯の化成肥料、または油粕2杯ほどを、株の周りにばらまき、割りばしなどで軽く土に混ぜ込みます。早効きさせたければ液肥が有効です。
 キアゲハの幼虫の大好物ですから、成虫が飛び交った後には大食害を受けることを予期して、幼虫を早く発見し、小さいうちに取り除くように心がけましょう。

坂木技術士事務所●坂木利隆


<【JA広報通信】より引用>