ブレーキオイルって言うのは、ブレーキペダルを踏むと踏んだ圧力を増幅してブレーキパットやシューを押し出すために使われているものだよ。簡単に言うと、ブレーキオイルがないとブレーキがかからないって事。
　ブレーキオイルは一般的にメーカーの違いがあってもＤＯＴ３という比較的安価で柔らかいものとＤＯＴ４という高価で硬いものの２種類ぐらいしかない。ブレーキオイルは摩擦により高い熱を発するパーツを動かすために使われているので、オイル自体が高温になりやすい！オイルは熱せられると柔らかくなるのでスポーツカー（スポーツ走行）ならＤＯＴ４、ファミリーカー（のんびり走行）ならＤＯＴ３でＯＫ！。
※車に乗らなくてもブレーキオイルは劣化するので２～３年に１度は交換しよう。

　ダメダョ～、タイヤの中に入っている空気は温度差で密度が膨張したり収縮したりして水滴が発生したり、目に見えないタイヤの穴（ゴム組織のミクロの穴）やホイールとの合わせ目、バルブ（虫）等から、パンクしていなくても微量に空気が漏れているんだ。だから必ず６か月に一度は空気圧のチェックをしようね！

　オーット、「そろそろ交換時期かな？」じゃないよー。拭き残しが目立って視界が悪いなら当然交換時期だよ～！
　そもそもワイパーゴムは排気ガスやホコリの多いところ、青空駐車などの条件によっても異なるけど、少しずつ硬化してヒビが入る。そうなると追随性が落ち拭き残しのスジが入りやすくなる。ワイパーを動かした時に雨が綺麗に拭けない（スジが多く残ったら）なら交換時期が来たことになる！ワイパーを使わなくても１年に１回ぐらいは交換しようね。

　良い質問だね！確かに燃料タンクに直接、水を入れることなんか無いから普通は水なんて入らないと思うかもしれないけど、本当は入っちゃうんだな。どうやって入るかって？それは、燃料タンク中の空気が気温の変化によって結露し少量ではあるが燃料タンクの内側で水滴になる。ちょうど窓ガラスが曇るのと同じ原理だね！だから、常に燃料を満タン近く入れておけば燃料タンク内の空気の量が少なくなり結露の発生も抑えられサビの発生も防げるんだ！でも、１年に１度くらいは洗浄効果も併せ持った水抜き剤を入れた方が車のためには良いかもね。

　ところで、みんなはラジエーターって知ってるのかな？知らない人の為にラジエーターの簡単な説明から始めよう。ラジエーターとは、エンジンを冷やす為の装置だ！（簡単に言いすぎだね）。車を走らせているとエンジンはとても高温になる、そのまま走り続けるとエンジンは熱で壊れてしまう。それを防止するためにエンジンを冷やす装置、それがラジエーターなんだ。
　ここからが本題。現在のほとんどの車は水冷式ラジエーターが装着されていて、エンジンとラジエーターの間をクーラント液と呼ばれる液体が循環してエンジンを冷やしている。国産車であればクーラント液がどこのメーカーの、どの種類であってもトラブルにはならない（色の違いはあるよ）。クーラント（国産）の多くは蒸留水に防腐剤を５～１０％程度混ぜて水が腐らないようにしてある。国産車のラジエーターに水道水を入れても即座に故障の原因にはならないけど永い目で見ると水道水に含まれる鉄分がサビを発生させラジエーターを腐らせる原因になる！ミネラルウォーターでも同じだよ。だから、ラジエーターにはクーラント液を入れてあげようね。
※クーラント液も２～３年に１度は必ず交換しようね！

　エンジンオイルというのは名前の通りエンジンの内部を循環しているオイルのことで、エンジン内の金属と金属が擦れて摩耗するのを防ぐ役割を果たしている。それに摩擦によって発生するエンジン内部の熱を抑えたり、金属のカスを洗い流すなどの役割を果たしているんだよ。なんとなくエンジンオイルの大切さが分かったかな。
　こんな大切な役割を果たしているエンジンオイルだけど年数や、走行距離が進むにつれてだんだん劣化し、性能が落ちていくんだ。もちろん性能が低下したオイルはエンジンに負担をかけるから早期交換が必要になると言うわけだ。エンジンオイルの交換目安は、走行距離３,０００㎞ごと、もしくは６ヶ月ごとのどちらか早いほうで交換するのが良いと一般的には言われているよ。
※ちなみにエンジン内を循環しているオイルを濾過して綺麗にするオイルフィルター（エレメント）という物があるがこれは、オイル交換２回に１回ぐらいで交換した方が良い。